南京感想文 Nanjing scribble

突然始まった南京の暮らしを気の向くままに紹介します。

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パジャマ

 こちらの朝晩の運動習慣はすばらしい。公園はもちろん、学校のグランドや文化観光施設も朝晩は運動する人民のために開放され、空きスペースというスペースには多くの人が集団で運動をしている姿が見られる。太極拳だけではない。大音量で音楽をかけ、真っ赤な扇子をふりふり踊っているグループもある。かなり年配の老人たちも外に出てきて、噴水の周りなどでおしゃべりしながら両腕をぐるぐる回している。どこもかしこも人で一杯。毎日壮観である。
 
 驚くことは、後ろ向きに歩いている人が多いことである。知人によれば腰にいいそうだが、私にはそのメカニズムがよくわからない。さすがに後ろ向きで走っているいる人は見かけないが、かなり速いスピードで振り向きもせずバックで歩くのだから怖いもの知らずである。

 さらに驚くことは、パジャマを運動着、そして外出着にしている人が多いことである。学生たちがシャワー室から寮へ戻る際にパジャマなのはまだ理解できる。だが、フツーの公園に集まる人々の中に公然とパジャマを着ている人が多いのである。私は時々ヨガのクラスに行くが、そこにも堂々とパジャマで来る人がいる。男性の場合はパジャマどころか、トランクスだけの人もいる。日本語を教えていると「日本人のウチとソトの感覚」なんていうテーマもよく出てくるが、ここ中国のパジャマには「ウチとソトの感覚」なんていうものは存在しない。このパジャマ現象を「Very liberated!」と言った友人いたが、中国の改革開放は経済分野に留まらないのかもしれない。

 

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クレジットカード

 必要に迫られて中国のクレジットカードを作った。中国では国際クレジットカードを受け付けてくれない店が多く、受け付けても4%のチャージがかかったりする。そこですべて現金決済で暮らしていたのだが、支払いがクレジットに限定された商品もあって、不便なので銀行に出向いてカードの申し込みをした。必要な書類はパスポート、居留証、専家証、工作証のコピー。申し込みは簡単だったが、審査の段階でストップがかかり、中国人の友人から電話で話をしてもらったりして、2週間くらいで出来上がった。
 
 このカードはそのままでは使えず、アクティベイト化しなければならない。ネットで3回失敗、中国人に電話でやってもらったが失敗、結局最後に自分で電話をかけたら、何のことはない、英語のラインがあって、簡単に手続きが済んだほか、一時的に使用金額をアップさせてもらうこともできて、問題はすべて解決。これに丸一日かかってしまった。回り道をしたなあと思うが、これが中国ではフツーである。簡単に済みそうなことに時間がかかり、スムーズにはすすまない。

 翌日クレジット決済の買物をしたので、お金を口座に入れにいった。ATMで入金するだけだが、これがまた一回ではすまない。はじかれて拒否される紙幣を後回しにして、何度も入れなおす。小分けにするとなぜか受け付けてくれたりするから不思議である。何度も入れなおしているうちに自分でいくら入金したわからなくなり、(私はお金や数字に人並みはずれて弱い)残高を調べようとしたら、ATMにその項目がない。残高の調べられるATMを探し、いざ調べようとしたら暗証番号が違うと拒否されてしまう。仕方ないのでフロア係に助けを求めると、店内の隅の電話で案内係へつないでくれた。案内の話によれば、クレジットカードの暗証番号とは別に、銀行口座の暗証番号の設定が必要だったのだいう。本人確認の質問をしたあと、残高をすぐに教えてくれ、しかもATMの残高案内は間違っていることもあるから、電話で聞くとよいと、番号もあわせて教えてくれた。やれやれ。

 さて、帰宅してネットで銀行口座の暗証番号の設定を設定しようとしたら受け付けてくれない。どうやら住所の入力に簡体字が必要なようで、私のパソコンからはできないことがわかった。さてどう解決するか、次の手は…。中国での暮らしは日々障害物競走をやっているようなところがある。カード完全使用への道のりはなかなか遠い。

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がり勉

 こちらの女子学生はほとんど皆ロングへアである。これは中国人の好み、美意識、文化的な嗜好かと思っていたら、実は多くが高校時代に髪を伸ばせなかった反動だというので驚いた。では中国の学校では長髪禁止かというとそうではない。学生たちは忙しくて、とても長髪にしている余裕が無いのだという。え?とお思いの皆さんに、私のチューターが高校生だった頃の生活スケジュールを紹介しよう。
 6:00-7:00  勉強 7:30-11:45 勉強 14:00-18:00 勉強 18:30-21:30 勉強 

 学生は構内の寮に住み、毎日ひたすら勉強するだけだったという。休日は月1回で最高学年になると1.5 回に増える。1クラス60人、中学からの高校進学率50%、高校からの大学進学率50%。彼女の出身地、山東省と湖北省は特に「教育熱心」で有名で、全国でも試験で高得点をマークする学生が多いのだという。

 
さらに他の山東省出身の学生にも聞くと、彼の場合もほぼ変わらぬスケジュールである。
 6:00-6:45  勉強 7:30-11:30 勉強 14:00-16:30 勉強 18:00-21:30 勉強
 土日は自習だが、勉強しない学生は皆無。やはり休日は月1回だけだったと言う。睡眠、食事、入浴、身づくろいといった基本的な生活時間をとったら何も残らない。

 
忙しいのは高校生だけではない。中学生も忙しい。小学生はもっと忙しい。実は幼稚園でも朝からぎっしりスケジュールがつめこまれていて、幼稚園生までが「遊ぶ」時間がないという。親の夢が将来の自分の夢と思い込んで疑わない学生が多いのも、余暇をどう過ごしていいかわからない中国人が増えているというのもうなずける。そんなこと、考える時間が無かったのだ。
 
 
面白いのは彼らの価値観の中に、「試験上手は優秀とは限らない」という考えがあることだ。成績が8位、9位ぐらいの人が、将来を期待できる優秀な人である可能性が高いと口を揃えて言う。さて、実際はどうなのかしらん。

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