南京感想文 Nanjing scribble

突然始まった南京の暮らしを気の向くままに紹介します。

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質疑応答

 「反思戦争、擁抱和平ー侵華日兵見証会」に行き、87歳の元日本兵が中国での自分の行為を証言するのを聞いた。彼は千葉の小作人の家に生まれ、20歳で陸軍に入る。中国へ渡り、上官に命令されるまま、農民の拷問、殺害、物品の略奪、家財放火、農民を対象にした毒ガス実験などを行ったという。敗戦後、シベリア抑留を経て、中国黒龍省の戦犯施設に引き渡されたが、そこで人道的な扱いを受け、自らの行為を考え直す機会を得る。死刑も覚悟していたが、「釈放」の判決を受け、1956年8月帰国したと言う。以後、中帰連に入り、戦争の加害証言活動を行っている。帰国時からずっと公安に監視されているそうだ。
 同行の「世界」の編集者によれば、若者に戦争の歴史が伝わらないのは三つの原因があり、それは教育・メディア・与党(自民党)だそうだ。彼は右翼の嫌がる天皇制、南京事件、従軍慰安婦問題、中帰連のうち、3つをカバーしているので、当然嫌がらせを受けているが、毛沢東の「敵に反対されるのはよいことだ」を引用して、嫌がらせを受けない活動なら反省しなければならないのだと言う。
 ところで、こういう会には「質疑応答」が付きものだが、どうして日本人の発言の場合、長くわかり難くしかも質問になっていないものが多いのだろうか?漠然とした自分の感想を並べてから、それに答えてくれと言う。質問になっておらず、通訳・進行者泣かせである。四方山話をしているようなもので、何が聞きたいのか要領を得ない。慣れた講演者は適当に関連のある話をしてつなげてくれるが、それはもちろん「応答」ではない。自分のことは棚に上げて言うが、質問するなら質問らしい発言を期待したい。難しい内容でもせめて質問は明確にしてほしい。え?日本人の考える「質疑応答」は質問をして答えてもらう場ではなく、感想を言い合う場だったの?

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