南京感想文 Nanjing scribble

突然始まった南京の暮らしを気の向くままに紹介します。

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『SIDEWAYS / サイドウェイ』

『SIDEWAYS / サイドウェイ』(2004 アメリカ / 監督 Alexander Payne)

  私は「second chance」という言葉が好きだ。この映画は「人生にさまよい、絶望しかけている大人たちに希望を持たせてくれる」という宣伝文句の通り、観た後に心地よい温かさが残る。若くはない4人の登場人物が人生に戸惑いながらも幸せを求めて生きている姿をコミカルに描いていて秀逸。

 舞台はカリフォルニア。小説家志望の教師マイルス/Miles(Paul Giamatti)と TV役者のジャック/Jack(Thomas Haden Church)が 1週間のワイナリー・ツアーをめぐる気ままな男二人旅に出かける。マイルスはワイン「オタク」。離婚から立ち直れずにいて、書き上げた小説を出版社を持ち込んで返事を待っている状態。学生時代からの友ジャックは結婚式を一週間がに控えて女性をひっかけることに熱中。彼らは旅の途中でそれぞれ マヤ/Maya(Virginia Madsen)、ステファニー/Stephanie(Sandra Oh)に出会い、ドラマが始まる。

 この作品は何と言っても役者がいい。情けない中年男マイルスを演じるPaul Giamattiはもちろんだが、Thomas Haden Churchも実にいい。彼はどこかシュワルツネッガーに似た面影がありイカついが、婚約者を裏切って女と寝ることしか頭にない、どうしようもないジャックをチャーミングに演じて、にくめないキャラクターに仕立て上げた。一方、マヤを演じたVirginia Madsenもすばらしい。昔、Slam Dance(1987)などのB級映画でセクシーなブロンドガールの役を演じていたが、年を重ねて何倍も美しくなり、魅力的になった。しばらくスクリーンで見なかった彼女が、いつの間にか実に「いい女」になっていたので嬉しくなった。また、ステファニーを演じたSandra Ohも実にいい。真実を知ってジャックに殴りかかる泣き顔は最高に愛しく、共感せずにはいられなかった。彼女は存在感がある俳優で『トスカーナの休日』(2003)などでも印象に残る演技を見せていた。

 お気に入りの映画のひとつで、オススメの作品。是非ご覧あれ。

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