南京感想文 Nanjing scribble

突然始まった南京の暮らしを気の向くままに紹介します。

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予防接種

こちらに来て、私が強く後悔したのは、予防接種のことである。
勧められるままに、大枚はたいて破傷風、肝炎Aを2回、Bを1回日本で済ませてきた。南京に到着後、時期が来たので、肝炎Bの2回目を江蘇省の検疫所に受けに行ってみて驚いた。

施設は新しくキレイで、町の中心にあるため歩いても行ける距離。
予約も健康保険証もいらず、人もほとんどいないので待たされることもない。
狂犬病やインフルエンザなど、各種予防接種がすぐ受けられる状態になっている。

受付で問診代を払い、医者に会って受けたい予防接種について相談すると、すぐ処方箋を書いてくれる。それを持って受付でワクチン代を払ってから、隣のコーナーに行くと冷蔵庫からワクチンを出してくれる。ワクチンと共に又医者のところに戻ると、ナースが新しい注射器にセットしてすぐ打ってくれる。所要時間10分程度。ちなみにこちらでは肝炎Bは乙と表示されているが、回数や内容は日本と同じで、施設も衛生的で信頼できる。しかも、なぜか注射が全く痛くなかったのには感動した。

ショッキングなのはその料金である。
問診代1元とワクチン代17.6元を合わせて、なんと18.6元(約¥279)!
日本では、施設によって多少差はあるが、肝炎Bは1回¥8400で、約30倍もの料金がかかる。南京では往復のタクシー代を入れても約550円。そうと知っていれば!

ここには日本政府の感染症予防に対する姿勢が非常によく現れている。特に私と同世代の日本人はこうした病気に対して免疫がないにもかかわらず、無策のままほったらかし状態で、自ら身を守るべく予防接種を受けに行けば中国の30倍の料金をとられる。
ちなみにオランダなどでは、こうした基本的なものは勿論、黄熱病やマラリアなど特殊な地域に必要な予防医薬品でもすべて健康保険が適用され、本人は1割程度の負担で済む。

人の出入りが激しい現代にあって、感染症は当人のみならず、すべての国民に影響するのだから、日本ももっと対策をとるべきだと思いませんか?

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